毎年恒例である中国駐大阪総領事館主催、中国観光客旅行安全座談会が今年は香川県で開催されました。香川県の観光促進とPRを目的に、当連合会は地元のホスト役として香川県と連携し、来訪ご一行の観光視察のご案内をしました。

　 今回のご一行は、駐大阪総領事館の王軍副総領事と中国国家旅行局駐大阪事務所の羅玉泉所長を始め、総領事館と関西地区の旅行社関係者の総勢14名で、18日から2日間に渡り、香川県の観光視察を行いました。

　 香川県は瀬戸内海に面し、全国一小さい県ですが、災害が少なくコンパクトな中に都市の利便性と豊かな自然が調和したとてもきれいな県です。ご一行は香川県を代表する美しい景観の国指定特別名所の栗林公園や、四季それぞれに織りなす大自然の豊かさに恵まれた、瀬戸内海国立公園の中心地に位置する小豆島寒霞渓等、2日間という限られた時間の中で、たくさんの観光地を視察しました。

　 初日の夜、琴参閣で開いた歓迎交流会では、香川県の天雲副知事、国際交流局の安松局長を始めとする8名の職員と当連合会の張嘉樹会長と牛子華副会長他7名の役員たちが出席し、香川県の観光促進と中国からの観光客誘致について様々な意見交換ができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。主催側を代表した張会長は開会のあいさつで、これからも引き続き香川県の地域発展の為に、また魅力あふれる香川県を日本内外にアピールしていく為に、力を尽したいと述べました。駐大阪総領事館の王軍副総領事は今回の旅を通じて香川県の観光促進に繋がって行くことを期待し、また、当連合会が地域発展と相互交流促進のために果たした役割についても高く評価しました。

　 2日目の栗林公園では公務多忙にもかかわらず、香川県の浜田知事に御足労いただき、皆さんの来訪を歓迎する挨拶をしました。

　 今回の視察を機に今後中国から大勢のお客さまが香川県を訪れること、地域経済の活性化と両国民の交流促進にもつながって行くことを大いに期待します。