高松空港を発着する上海線に加え、昨年就航した香港線も好調に推移していて観光交流が深まっているほか、県内の造船業の現場には中国人実習生が多く働いている現状視察の為、６月２９日、中国の程永華・駐日大使は汪婉夫人、大阪総領事館の李天然総領事とともに香川県を訪れ、浜田知事を表敬訪問しました。

　 表敬訪問で浜田知事は「中国と香川県との交流は弘法大師、空海が唐の都、長安に留学したことにさかのぼります」とあいさつを述べると程大使は「香川は中国で広く尊敬される政治家、大平総理ゆかりの地です。中国と香川の交流・協力を促進し、双方の利益になる友好関係を築いていきたい」と交流の深化に意欲をみせました。

　 程大使は２０１０年着任で、大使としての来県は１４年以来２回目となります。6月30日、程大使ご一行は厳しい公務日程にも関わらず、わざわざ時間をあけて当連合会を訪れました。程大使は当連合会を視察後、華僑華人のさらなる団結を図り、地域社会の発展と日中友好の促進に願いを込めた「東瀛中国心」書道を書いて記念として当連合会に贈呈しました。その後、程大使ご一行は丸亀市内の造船会社に訪れました。程大使には初めて造船工場の見学になります。造船現場を視察後、程大使ご一行は中国から来た実習生たちの寮と娯楽室等生活施設も視察し、造船所の行き届いた管理体制に高い評価とともに、実習生代表者たちと記念写真を残しました。