中国の旧正月「春節」の初日にあたる2月14日、高松市の香川国際交流館（アイパル）で、香川県中国留学生学友会主催による｢春節友好交流会｣が開催され、共催の四国華僑華人連合会からは劉岳本副会長、冷樹風事務局長、毛勇監事、劉興楊理事及び事務局の馬信群5人が参加した。

鮮やかな中国風の飾り付けが施され、祝賀ムードに満ちあふれた雰囲気の中、交流会は主催者挨拶及び来賓紹介・挨拶に続き、アイパルの職員4人による、中国で祝い事の際に踊る伝統舞踊「秧歌」のオープニングで始まった。ユーモラスなお面をかぶり、赤い布をひるがえしながら軽快に舞う姿に、会場は大きな歓声と拍手に包まれた。また、栄春学団長が率いる香川県二胡同好会による二胡演奏や、歌手の生和霞氏による歌唱｢青蔵高原｣は参加者を深く魅了した。このほか年の干支である虎のキャラクターを完成させる福笑いゲームなど15のプログラムが繰り広げられ、会場は大いに盛り上がった。最後の抽選会では参加者に商品券が当たり、さらに、四国華人華僑連合の留学生、研修生を限定した二つの特別賞は2人の留学生が見事に当たり、大変喜んだ。

この「春節友好交流会」は高松市国際交流協会や香川県中国留学生学友会、研修生組合及び四国華僑華人連合会などが毎年開催する恒例行事であり、今年も中国からの留学生や企業研修生のほか、中国文化に関心の高い日本人家族などが数多く参加した。約4時間渡った交流会で、日本人や留学生、華僑華人など約150名の参加者が中国の伝統舞踊やゲームなどの多彩な催しを楽しみながら、希望に満ちた新年の幕開けを祝い、国籍を超えて楽しい時間を共有した。

01可愛い女性留学生がジャンケンに勝ち、特別賞を受賞
02じゃんけんポンで特別賞を勝ち取ろう――当連合会の劉岳本副会長
03開会前に手伝いをしている当連合会事務局の馬信群
04-06春節友好交流会会場風景

01-06春節友好交流会会場風景

01春節友好交流会会場風景－（記念写真）
02、03春節友好交流会会場風景
04中国伝統舞踊「秧歌」
05、06当連合会一行
07春節友好交流会会場風景
08当連合会が準備した特別賞
09特別賞受賞者に商品を授与する当連合会の劉岳本副会長