３月1０日（日）、当連合会主催の「中国文化青少年大講堂」シリーズ第８講が高松市内で開催されました。今回のテーマは“中国健康医学”＜中医健康知識の面白さ＞で、地元の華僑華人や中医愛好家など大勢の方々が参加しました。

　 講師として、当連合会の理事で医学博士、香川井下病院の神経内科医長である白景明先生をお招きし、講義は午後３時に始まりました。講座は初めに「健康とは」から始まり、参加者たちに健康の基本概念と健康の証となる基本指標を説明し、その後日常生活でよく見る食材の「起源と名称」、「飲食と健康」、「経脈と健康」について、素人の目線に立った説明はとても分かり易く、2時間に及ぶ講座はあっという間に終わりました。最後の「経脈と健康」部分では白先生が自らの研究により独創した、疲労回復、肩こり改善に効果があるとして、手軽にできる手ツボマッサージ方法を会場の皆さんに伝授し、会場は大いに盛り上がりました。 　 中国発祥の中医は、世界から注目され、近年では薬膳健康、食事療法、自然治癒など、西洋医学とは全く違う領域としてますます世間の注目度が上がっています。今回の講座をきっかけに知っているようで知られていない「本当の健康」と「病気にしない健康な体作り」が、日常生活での心がけと健康意識アップにつながることを期待します。