7月18日、NPO法人香川県日中友好協会2010年定期総会が高松市の国際ホテルで開催され、中華人民共和国駐大阪総領事館の申森副領事から「最近の中国」を演題として講演会が行われました。当連合会は香川県日中友好協会からの招待により張会長、冷事務局長、毛理事等5名が出席しました。

申森副領事は講演会で、ニュース、メディアで中国経済の急速発展についてよく報道していますが、現実の中国は未解決の問題がたくさんあり、冷静に判断する必要があるとおっしゃいました。また、中国の地域格差問題、教育・医療問題等についても紹介をし、最後に中日関係の歴史及び今後の発展について、中日関係は曲折な発展の特徴があり、ここ数年は両国の指導者たちの相互訪問によって良い段階に入っている中で、両国の人的往来、貿易は年々増加していると具体的な数字で紹介しました。また、中日国交正常化を辿ってきた中で民間の力は不可欠なものであり、今後の中日友好関係も民間の力を心から期待しているとおっしゃいました。

講演会の後は懇親会が開かれ、会場では参加者の紹介と主要代表者達から今回NPO法人資格を取得した香川県日中友好協会に、今後中日関係の為に更なる力と役割を果たすようお祝いのメッセージを送りました。

1 中華人民共和国駐大阪総領事館　申森副領事　「最近の中国」を演題にした講演会風景

2懇親会風景